2009年、2010年とGaiproを見学しに来て下さったスイス・IFIL の日本学習ツアー。 昨年は大震災の影響で残念ながら中止となりましたが、今年はまたスイスの学生のみなさんがGaiproに見学をしに来てくれました。今年は8月22日、28日と2回に渡り、それぞれ13人のスイスの学生たちを迎えました。

IFILとは"Initiative for Intercultural Learning"の略で、学生や若い専門家たちで運営されている非営利団体です。IFILは2006年にベルン大学、サンクトガレン大学、ジュネーブ大学の学生たちによって立ち上げられました。IFILの主な目標は世界中の国の文化、経済、政治を幅広く理解する事にあり、今までにヴェネズエラ、ウガンダ、東アジア諸国等への学習ツアーを企画してきました。

今年の最初のグループは日本国内のみの見学、2つ目のグループは日本から中国、韓国まで足を延ばす学習ツアーです。2つ目のグループはIFILとforausのコラボレーションで企画されたツアーで、このforausは2009年に設立された若い団体であり、特にスイスの外交政策について集中的に学習している団体です。スイス中にすでに250人のアクティブなメンバーがいるそうです。

みなさんと日本の一般的な「サラリーマン・ランチ」の「お弁当」を食べ、Gaiproについて短い自己紹介を終えた後、弊社代表のストリッカーが学生たちに現在の日本が直面している問題について意見を募りました。トピックは進む少子化、経済、原発問題、また「従来のメディア」対「フェイスブックやTwitterなどのソーシャルメディア」という話題、そしてグローバル化についてまで及びました。

最後は学生のみなさんに実際に日本式会議のシミュレーションを体験していただき（日本式の名刺交換も体験）、Gaiproのオフィスは笑い声に包まれました。

最後となりますが、素晴らしいツアーを企画して下さったAndrea Williさん、Katherine Meyerさん（22日のグループ）、またDominique Ursprungさん、Tamara Islerさん（28日のグループ）に心から感謝したいと思います。
またIEIL とforausの学習ツアーのみなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

IFIL.CH とforausについて、詳細は下記のホームページをご覧ください。
www.ifil.ch
www.foraus