3月11日発生した東北地方太平洋沖地震で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げますと共に、犠牲になられた方々とそのご遺族に、深くお悔やみを申し上げます。
私たちは日本という国に対して常に敬意を抱いてきましたが、地震が発生してからの数週間ほど日本人の素晴らしさを感じた時はありませんでした。災害が発生してからの行動、回復力、困難な状況下でも最善を尽くす姿勢には深い感動を覚えずにはいられません。
今回の甚大な被害の状況を知り、弊社としても微力ながらできることをしたいという思いから、以下の2団体へ合計50万円の寄付をさせていただきました。

カリタスジャパン 　 http://www.caritas.jp/english/index.html
ビッグイシュージャパン　http://www.bigissue.jp/english/index.html

カリタスジャパンへの寄付は今回発生した東北地方太平洋沖地震で被災された方々への寄付です。多くの方々が今回の震災で尊い命を失い、また家族や友人、家や仕事を失ったと聞き、まさに胸が張り裂けんばかりの悲しみを感じました。少しでも被災地の復興に役立てていただければと思っています。
またビッグイシュージャパンは日本のホームレスを支援する団体です。代表取締役のマーティン・ストリッカーは平素からこの団体に敬意を持っていました。この団体はホームレスに仕事を与える団体です。この団体が発行する雑誌をホームレスの方が販売し、1部売れば1部につき160円程がホームレスの収入になり、残りの140円が発行費用となります。ホームレスにとっては収入を得るための良い方法であり、また販売する過程で多くの人々と触れ合う機会を得る事ができます。
残念ながら日本では多くのホームレスがなんの社会的立場ももっていません。わたしたちは今回のような災害の後、このような社会的弱者がさらに弱い立場に追い込まれる事を憂慮しています。もちろん今回東北地方で起きた災害は我々の想像を絶する悲劇であり、被災地の一日も早い復興を心から祈っていますが、同時にわたしたちは以前からホームレスであった人々が、このような大災害の陰で忘れ去られてしまう事を大変心配しています。