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【転職活動】第一印象が肝心

面接の時、「候補者はみな公平に選考されるべき」という考え方に照らし合わせると、採用される候補者は採用条件に最も適したスキルの持ち主だと思いたいところですが、残念ながら現実には必ずしもそうではありません。


自分のスキルを売ろう

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 まず面接官はあなたのスキルについてチェックします。レジメを見たり、いくつか質問をしただけで候補者のことを全部把握できるわけはありません。面接というのはあなたのスキルを未来の雇用主に「売る」ひとつの(最初の書類選考を通って初めて与えられる)「チャンス」と見た方がいいでしょう。過剰に売り込むのはよくありませんが、面接官が考えてもいなかったようなスキルがあれば、売り込むのは良い事だと思います。


全体的な印象

もっと大切なのは、採用プロセスにおいて、その候補者の「全体的な印象」というのがスキルよりもむしろ重要視されることです。人間関係では相手と話した内容よりも、相手の全体的な印象で好き嫌いが分かれるというのはよくあることです。弊社Gaiproでも、実際に会って面接するのに比べ、電話インタビューのみの場合は合否の判断が難しいと感じます。これだけ聞くと不公平なことのように感じるかもしれませんが、一度採用されたら一日のほとんどの時間を一緒に過ごす相手です。「相性の良さ」は必要不可欠なのです。面接ではその人の印象は最初の数分(または数秒)で決まります。「最初の」印象を良くすることを心がけることによって、面接がうまくいくかもしれません。  


文化の違いに慣れよう

もちろんどんなに努力しても相性が悪いという場合もあります。だからといって面接の時だけパーソナリティを変えてしまってもいけません。そんなことをして採用されても、偽りのパーソナリティでうまくやっていけるはずがありません。

hired in the blink of an eye-2.jpg また、外資系のエグゼクティブポジションの場合、特に必要とされるのは「文化の違い」に適応できる能力です。海外本部のエグゼクティブが日本に訪問する際、日本人とは違う行動をとったり、コミュニケーションの仕方が違うため、「文化の違い」に適応し、良好な人間関係を築こうとすることがとても大事なのです。
Gaiproでは候補者と企業側との最初の面接に同行させていただくことが多いのですが、考え方や発言の仕方の違いで誤解が生じることもあります。そんな時には両者がスムーズにお互いを理解できるようコンサルタントがサポートするように努めています。
(「日本と海外」だけではなく、ヨーロッパとアメリカの文化の違い、また欧米では地域によっても見方や価値観がちがうことを覚えておきましょう)


企業は「スキル」よりも「あなた」を迎えたい  

たとえば面接官の出身国について良い事を言ったり、出されたコーヒーの味を褒めるようなカジュアルで個人的なことでも、面接の流れを良くし、ポジティブな印象を残すことができます。

採用される候補者とそうでない候補者の違いは「スキル」だけではないと聞くと、公平な選考が行われてないと思う方もいらっしゃるでしょうが、企業側があなたの「スキル」だけではなく、「あなた」という個人をチームに迎え、人間対人間としてつきあっていきたいと思っている、というのは喜ぶべきことではないでしょうか?