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【CV】英文履歴書の書き方--その2

 以前にも、「英文履歴書の書き方 - 履歴書は面接へのパスポート?」という記事で、英文履歴書作成の基本的なポイントをご紹介しました(http://gaipro.com/recruit/kojin2/post_54.html)
今回は第二弾として、弊社にて日々多くのご経歴書をお預かりしている中で、わかりやすく、印象の良い英文履歴書に共通する特徴をまとめてみました
 実際には、英文履歴書だけでなく、日本語の職務経歴書に共通するポイントも多いです。ただし、「英文履歴書」は「日本語の職務経歴書の英訳」ではなく、英文履歴書独自の基本ルールがあります。基本ルールについては上記のリンクから過去の記事をご参照ください。
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 1. レイアウトが美しい(※日本語の職務経歴書にも共通)

全体的な「見た目」が与える印象は非常に重要です。

冒頭、経歴上アピールしたい事項を箇条書きにして枠で囲むと、パッと見てポイントがわかりやすく、印象に残ります。採用する側から見ると、一度レジュメを丁寧に読みこんだ後で、面接の直前に候補者の経歴のポイントのみ再確認したいとき、「枠囲み」部分を見ればいいので便利です。候補者側から見ると、絶対見落としてほしくない重要なアピールポイントはどこかをはっきりと示すことができます。

小さなフォントで(フォント9か10程度)、行間が狭く、余白を最小限にし、キツキツにテキストを書き込んだCVを拝見することがありますが、これは非常に読みにくいです。せっかくのCVを真剣に読んでもらうためには、無理して字数を詰め込むのではなく、むしろ書く分量を減らしてください。適度に大きなフォント(11くらい)を使用して、スペース、余白、改行を通常設定程度に確保して下さい。

ただし、あまりに見かけにこだわって複雑なデザインのCVを作ると、使用するワープロソフトの種類やバージョンが違う場合、テキスト自体は開けても、せっかくのデザインが崩れてしまい、結局、なんだか読みにくい・・・という事態も起こります。特殊なフォント、色、表、グラフなどを多用するのも考えものです。どうしても複雑なものを入れたい場合はPDF化するなど、工夫が必要だと思います。


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 2. 専門用語や略語を多用しない(※日本語の職務経歴書にも共通)

業界では常識と思われている専門用語も、狭い業界の外では意外と知られていないことを意識しましょう。わかりやすくて丁寧なCVを作成される方は、お客様にもわかりやすい説明ができる方なのだろうと想像されます。

CVの中で英語の略語を初めて使う場合は、原則として、英語の正式名称も記載して下さい。日本語の職務経歴書の場合は、必要に応じて和訳も入れてください。なお、同じ略語が2回目以降に登場する際は、略語のままで構いません。
例: 「ERP」 = 「Enterprise Resource Planning」 (和訳なしの場合)
例: 「CRM」 = 「顧客関係管理: Customer Relationship Management」(和訳を入れる場合)

日本語の職務経歴書の場合、カジュアルなビジネス略語の使用は避けてください。和製英語には特に気を付けましょう。
例: 「テレカン」 = telephone conference。「電話会議」が無難。
例: 「コレポン」 = correspondence。「連絡・調整」等、普通の日本語で。
例: 「プレーイングマネージャー」 = 英語では 「hands-on manager」といいます。(playing managerは和製英語)

 3. 実力以上の単語・表現を無理して使わない(※英文レジュメに特有)

知らない単語を逐一辞書で調べて作成した文章は、残念ながら英語として意味の通らない文章になっていたり、単語の使い方が間違っていることが多いので、読めばすぐにそれとわかります。

 知っている単語を並べたシンプルな文章で構いません。中学校レベルの文法で構いません。辞書に頼らない方が、意外とあなたの意図が正確に伝わる文章が書けると思いますよ。