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エンジニア職に応募される方へのアドバイス

最近、弊社ではセールスエンジニアとサービスエンジニアのポジションの取り扱いが非常に増えています。どの企業にも共通しているのは、候補者の方の技術的バックグラウンドと実務経験を非常に重視していることです。面白いことに、営業経験はあまり重視されていません。プロフェッショナルなエンジニアの皆様には、こうしたポジションへの応募をぜひ積極的に検討していただきたく、以下に注意点をまとめました。

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1. 技術系専攻は必須ですか?
はい。ヨーロッパのテクノロジー企業がそう求めている場合、基本的には必須です。ただし、文系ご出身の方でも、研修体制の整った会社に入社して、社内でしっかりと基礎訓練を受けた方の場合は、エンジニアとしての学位がなくてもチャンスはあります。その場合は、入社後にしっかりとトレーニングを受けたことを職務経歴書で強調するとよいでしょう。

2. 営業の経験はないのですが・・・
日本企業では、文系の人は事務職、理系の人は技術職と、入社時点でコースが分かれている企業がいまだにあるようですが、弊社で取り扱う「セールスエンジニア」は、日本企業の「営業」と「技術」どちらでもありません。セールスエンジニアは、プロフェッショナルなエンジニアであると同時に、お客様との関係づくり及びコミュニケーションをリードする役割です。

(1) ヨーロッパのテクノロジー企業日本法人では、営業と技術を分担せず、セールスエンジニアが一人で両方の仕事をします。セールスエンジニアはお客様への専門的なアドバイスに集中し、事務仕事はアドミニストレーション・スタッフが支援します。

(2) セールスエンジニアが取り扱う技術は、非常に高度かつ特殊な用途のものです。手当たり次第の電話営業や飛び込み営業で売れるような商品ではないので、入社後にそのような新規開拓営業をさせられることはありません。ご安心下さい。ただし、お客様に対して感じがよく、円滑なコミュニケーションが取れる能力は必要です。

(3) 入社後のセールスエンジニアは、「この製品について日本で一番詳しい者は自分をおいて他にはいない!」といえるような豊富な知識・情熱・誇りを持って、お客様の技術部門を納得させる役割を担います。多くの場合、本社エンジニアの協力を得ながら仕事を進めていきます。

3. 英語が苦手です・・・
英語は勉強してください。入社後に絶対に役に立ちます。一度身に着けた英語力は、会社の資産ではなく、ご自身の財産です。そう考えて努力してください。
実務面では、緊急のトラブルが起きた場合、本社のエンジニアと直接話して解決を促す程度の英語力は必要です。流暢に話せなくても、とにかく意図が伝わればいいのです。メールだけで済ませようとせず、必要な時には電話もして、英語でなんとかコミュニケーションが取れるレベルの英語力はどの企業でも求められます。

技術に加えて英語ができればチャンスは大きく広がります。技術系の方も英語への苦手意識を捨てて、外資系企業でのポジションにどんどんチャレンジしてください。

Image courtesy of Idea go / FreeDigitalPhotos.net