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【For Your Amusement】癖が好まれる?外資系

外資系の管理職へ応募する際、ある段階で外国人経営陣と面接することは避けられない。応募・面接の過程ではうまくいっていたとしても、外国人との面接を控えて、突然様々な不安が生じる候補者も珍しくない。「どういった心構えをしたほうがいいか?」「面接相手はどんな方ですか?」などの質問もよく聞かれる。そんな時はいつも「自分らしく、自信をもって面接に挑戦すればよい」としか答えられない。
iStock character XSmall.jpg 勿論、面談相手のことを考慮して、(仕事)環境への柔軟性も大事な性質である。しかし、特に外資系の管理職候補者にはリーダシップクオリティー、或いは自信や勢いが必要で、滅私奉社という意識よりも自分自身で培った個性を出すことが好ましい。チームの核となるべき人材が、会社の成功にチームを引っ張っていくためには、やはり稜々とした性格が欠かせない。中途採用の場合は、採用したマネージャー候補者の資質を育てる余裕もないため、しっかりとした性格が求められる。又、面接の時に違う性格を装い、本当は社風に合わないことがわかり後からトラブルが発生しても困る。


弊社外国人コンサルタントは、日本人候補者と外資系企業の間に立つことが仕事であるため、微妙なカルチャーギャップや価値観の違いをよく感じる。例えば、ある面談の時、日本人候補者は自分の性格を「癖のない」性格と評した。日本人の耳には「まじめで欠点のない」に聞こえるかもしれないが、外国人(西洋人)には「特有の性質がない」、「個性がない」など、どうしてもあまり有利な意味にはとれない。上記の外国人経営陣との面接の例のように、外国人が相手の場合、個性のある人のほうがかえって魅力的と考えられるため、自分らしく、自分のいいと思われるところ、自信を持ってアピールすることが、多くの場合好まれるだろう。